1990-06-19 第118回国会 参議院 外務委員会 第8号
また検査体制につきましても、ソ連並びにその近隣諸国で製造あるいは収穫ないしは保管が行われ、さらにそれらの国を通過した飼料で放射能汚染のおそれがあるものにつきましては、通関前に輸入業者によります自主検査を実施し、その結果を国の肥飼料検査所に報告させるとともに、同じサンプルにつきまして東京肥飼料検査所におきましても検査するというダブルチェックを実施してございます。
また検査体制につきましても、ソ連並びにその近隣諸国で製造あるいは収穫ないしは保管が行われ、さらにそれらの国を通過した飼料で放射能汚染のおそれがあるものにつきましては、通関前に輸入業者によります自主検査を実施し、その結果を国の肥飼料検査所に報告させるとともに、同じサンプルにつきまして東京肥飼料検査所におきましても検査するというダブルチェックを実施してございます。
○説明員(本田進君) 先ほど申し上げましたように、我々は、ソ連の原発事故に伴いまして我が国に輸入される脱脂粉乳等の飼料の放射能汚染というのが懸念されましたものでございますので、三百七十ベクレルという食品と同じ基準値をもちまして業者の自主検査及び東京肥飼料検査所における検査のダブルチェック体制をとっておりまして、三百七十ベクレルを超えるものは日本に入っていないというふうに理解しております。
○説明員(本田進君) 現在農林省の附属機関でございます東京肥飼料検査所でこの検査を行っているということでございます。国の機関としてはこの一カ所だけでございます。
そして、その中のサンプルを東京肥飼料検査所へ送付するわけですが、そのサンプルを送って放射能検査ができるのは、この東京肥飼料検査所という日本にただ一カ所だけしかないわけです。いかがですか。
実際に立入検査を進める上で今後どれだけ対応ができるんだろうかということで予算を見てみましたら、これ東京肥飼料検査所の場合なんですけれども、担当区域は関東甲信越約十一県。ここの検査検疫旅費なんですけれども、肥飼料が一緒でございますが、五十四年度が七百七十四万六千円、五十五年度が七百五十四万三千円、五十六年度が七百三十八万九千円で、五十七年度は七百五十八万円。
私、東京肥飼料検査所に行ってお話を聞いてきたんですが、検査によりますと、不合格の内容には保証成分量の不足、成分量不足というのが全体の七七・二%を占めているんですね。で、その原因というのは配合の際のむら、言ってみれば配合肥料が多いためにこういうのが出てくるわけなんで、これはやっぱり肥料を使う農家にとっては大事な問題だと思うんですよ。
そして以下のいきさつがその後続くわけですが、六月一日に農林省の東京肥飼料検査所に相談に行って、これは現在札幌に転勤された大竹氏から、これはさわってもいけないものだ、大変危ないということを言われた。それから六月六日、農林省の肥料機械課に参りました。
六月一日に東京肥飼料検査所の方に来たときに、さわってもいけない触れてもいけないというふうなことを言ったようには私ども報告を受けておりません。
○政府委員(二瓶博君) 肥料の検査体制の関係でございますが、肥料の品質保全を図るという観点からいたしまして、農林水産省におきましては、東京肥飼料検査所等六カ所の検査所を持っております。それから各都道府県におきましては、肥料検査のためのやはり機関を設置いたしております。で、これらの検査担当職員が肥料の生産業者に対しまして、随時立入検査を行っておるということでございます。
そういうようなわけで、この問題、やっぱりはっきりさせていきたいと思うんですけれども、いま農林省では、東京肥飼料検査所での分析されていらっしゃるはずでございますね。
さらに、東京肥飼料検査所におきまして、六月九日、千葉工場に係官を出張させまして、その飼料の製造状況等を立ち入り調査するとともに、事故当時に製造しました飼料について分析鑑定を実施をいたしておりまして、その後、その結果等に基づきまして検査所、畜産試験所、その他の機関の専門家の間でその飼料を検討をしておる段階でございます。